偶然再会した人に人生救われた。
1: 名も無き被検体774号+2013/04/01(月) 23:39:14.98 ID:hEmf5xETO
人生何があるかわからない。
2: 名も無き被検体774号+2013/04/01(月) 23:42:45.89 ID:hEmf5xETO
話は遡る事三年前。
桜が開花しはじめたころ、俺は自殺を考えていた。
大した理由ではないが、失恋、借金や勤めていた会社が倒産した事が重なって全てに失望していた。
3: 名も無き被検体774号+2013/04/01(月) 23:47:16.78 ID:hEmf5xETO
コミュ障で友人もあまりおらず、両親ともほぼ絶縁状態にあったので一人部屋に閉じ籠る毎日だった。
手元に残った幾ばくかのお金で最後に美味しいものを食べようと思った。
一万と数千円…出来る限りの贅沢をしようと考えた。最後の晩餐。
当時ホントにそう考えていた。
4: 名も無き被検体774号+2013/04/01(月) 23:48:14.42 ID:EB+B6xBL0
6: 名も無き被検体774号+2013/04/01(月) 23:50:03.60 ID:hEmf5xETO
贅沢とは程遠いが、極限まで減っていたお腹を満たした。
それからどう死のうか考えていた。
7: 名も無き被検体774号+2013/04/01(月) 23:56:40.81 ID:hEmf5xETO
就職してから数年。
仕事にかまけて会ってなかった。最後に会いたかったが、手元にあったお金じゃ地元に帰れる額では無く…
悶々としていたが幸いにも(?)テレビなどの家財道具を質に入れ地元に戻れる額のお金を手にした。
その晩に夜行バスに乗り数年ぶりに地元に帰った。
8: 名も無き被検体774号+2013/04/02(火) 00:00:37.69 ID:hEmf5xETO
地元に戻った。
幼い頃に住んでいた地元が妙に懐かしく感じた。
所々変わってはいたが、地元に戻り涙が出た。
情けない自分に一番悔しく感じた。
ばぁちゃんはそんな俺を優しく迎えてくれた。
9: 名も無き被検体774号+2013/04/02(火) 00:01:28.42 ID:bb/Ah6nE0
見てるぜ。
興味ありありだぜ
10: 名も無き被検体774号+2013/04/02(火) 00:09:53.98 ID:Bj9q2Z5DO
>>9ありがとうございます。
ばぁちゃんは俺を見るなり、涙を流して「よー帰ってきた、何も言わんでよかけんゆっくりしてけ。」
優しく迎えてくれたんだ。久しぶりに見たばぁちゃんは小さく感じた。
涙が止まらなくなったよ、悔しさや色々な思いが脳裏をよぎった。
「美味しかもんば作るけん、悪かけどちょっと買いものしてきてくれんか?」
近場にスーパーがあったので買いものに行ったんだ。
11: 名も無き被検体774号+2013/04/02(火) 00:16:44.57 ID:Bj9q2Z5DO
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