異世界に行ってたっぽい

1: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:13:31.47 ID:PTel42i70
駄文だが話聞いてくれないか?

 

2: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:16:22.72 ID:468witfh0
かまわんよ

 

4: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:20:20.90 ID:PTel42i70
>>2
ありがとう!書き溜めてないし初めてだから色々とよみにくいかもしれんが・・・

 

3: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:18:39.79 ID:PTel42i70
せっかく立ったし勝手に書いてくか
俺は普段趣味でバスケやっててさ、その日も仕事終わってからいつも通り車に乗ってバスケにむかってたんだよ
んで中学校に着いたもののまだ誰も来てなかったからスマホいじくりながら待ってたんだ

 

5: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:26:10.01 ID:PTel42i70
んで待ってたのはいいんだけど急に尋常じゃなく眠くなってきてさ
普通だったら煙草でも吸いに行って気分紛らすんだけどこの日はいっかー、って感じで寝てしまった

 

6: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:28:35.73 ID:WV4u/+oJ0
スポーツやるやつがタバコ吸うなよ

 

7: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:30:12.85 ID:PTel42i70
>>6
それみんなにもよく言われるわ・・でも意外と吸ってるやつは多いという

 

10: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:35:34.63 ID:PTel42i70
目が覚めて時計見たら20時頃になってて、やっべー始まってるよと思って体育館に向かったんだけど電気1つついてなかった
休みだったのかな?とか考えつつ車に乗って車道に出たとこで異変に気がついた

 

12: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:36:26.06 ID:SFx/AW7s0
ふんふん

 

14: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:39:14.10 ID:SFx/AW7s0
釣りじゃない事を祈る

 

15: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:40:08.85 ID:RVv1RCIl0
>>14
釣りじゃなかったらヤバすぎるだろ

 

19: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:42:13.92 ID:SFx/AW7s0
>>15
夢があって良いじゃない

 

20: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:43:13.35 ID:PTel42i70
>>14
まじで夢なんだか現実なんだかわけわかめ
つーか出来ることならずっとあっちにいたかったわ

 

17: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:40:58.92 ID:PTel42i70
他の走ってる車とか車道の道幅とか道順とかはほとんど何も変化がなかった
でも信号機が4色だったんだよ
順番覚えてないけど紫、青、赤、白だった

 

21: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:44:05.91 ID:fql2RlpD0
まあSSみたいなもんか

 

22: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:44:36.60 ID:XLmA1xIs0
>>20
そんなにいいとこだったん?

 

35: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:55:24.71 ID:PTel42i70
>>22
ちょっとな、理由があるんだわ
後で説明出来ればと

 

24: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:45:21.96 ID:PTel42i70
>>21
そう思ってくれても全然いいと思う
リアルに言っても頭おかしい扱いされたからな

 

26: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:46:47.73 ID:mI5VBQOL0
またゲラゲラの亜種か

俺が異世界に行ってた話をする【ゲラゲラ】 

37: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:57:04.99 ID:PTel42i70
>>26
ゲラゲラと違うのは文字がおかしくなくて言葉通じたことかなー
そうじゃなかったら心完全に折られてましたわ

 

29: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:48:26.61 ID:PTel42i70
まあ、それでだ
もちろん俺はどの色で進めばいいか止まればいいか、そもそも1個わけわかんねーし車内でパニック起こした
止まればいいものをそのまま進んで最悪なことに信号の先頭になってしまった

 

31: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:50:16.29 ID:PTel42i70
後ろからめっちゃクラクション鳴らされて俺は白が進めだと学習した
止まれは紫らしい

 

32: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:52:31.12 ID:XLmA1xIs0
異世界ってどうやったらいけるんだろうな

 

34: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:53:30.58 ID:PTel42i70
>>32
とりあえずバスケのユニフォーム着て中学校の体育館の横で寝てみ

 

33: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 15:52:32.17 ID:PTel42i70
人間の習慣て怖いわ
青になったのみて思わず突っ込んでたけど向こうでは黄色と同じらしい
おかげさまで俺は黄色で突っ込む危険運転のオンパレードですわ

 

38: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:01:00.67 ID:PTel42i70
で問題の赤なんだけどさ
赤になった瞬間皆クラクション鳴らしっぱなしにするんだわ
最初はまじで怯えた
ミサイルでも飛んでくんのかよっていうね
一番怖かったのはCD流してたのに急にラジオに切り替わって機械音みたいな声で「警笛を鳴らしなさい」って言われたこと
あの瞬間は自分の車も敵に見えたわ

 

39: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:01:59.36 ID:SFx/AW7s0
こわ…ww

 

40: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:08:06.07 ID:PTel42i70
中学のとき田んぼに頭から落ちても泣かなかった俺もさすがに車内で泣いたわ
うーなうーなむーしさっさっれにー!
って泣き歌いながらやっと家に着いた
でも家がこれまたおかしいんだよな
左手にあったはずの玄関が右手にあったんだよ
もうこの時点で発狂寸前

 

42: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:12:25.12 ID:PTel42i70
んで車の中で泣いてたら開き直ってきてさ
もういいや、俺のことどうにかするならやってみろコラ!と逆ギレしながら左右反対の家に乗り込んだ

 

41: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:12:07.73 ID:awXJevBk0
乗ってる車自体には異変は無かったのか?
周りの車もこっちの世界のと変わりは無かったのか?

 

43: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:14:20.35 ID:PTel42i70
>>41
後で知ったことだが俺の車にはなんの異変もないものの、他の車は全部左ハンドルだった
外車は基本右ハンドルらしい
でも車線は変わらず左車線だったなぁ

 

44: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:20:08.61 ID:PTel42i70
家のなかも案の定左右反対だった
母親は俺の顔を見ると
あんたなんで泣いてんのと?一言
後で考えてみると
あれ?これなんか俺と同じ容姿の人いたりするパターンじゃないの?と思ったがその時は俺の心配をよそに普通に出迎われた

 

47: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:26:41.70 ID:PTel42i70
拍子抜けしたけどとりあえず平然を装って飯食って風呂に入った
布団に入って寝ようとしたけど、なんか全然眠れなくてさ
とりあえず妹の部屋に向かった

 

49: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:31:13.64 ID:pLoxya5C0
糖質

 

50: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:32:21.02 ID:PTel42i70
>>49
まじか、病院いくべき?

 

54: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:37:09.20 ID:UGemPjUe0
早めに病院言った方が良いよ
本当に体験した事と想像の区別つかないから
酷くなると基地外で帰って来られなくなる
初期治療が早ければ一年後には毎月一度の通院で治るレベル
彼女が看護師で精神科担当してた時に行ってた
でも話は続けて

 

55: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:38:49.34 ID:PTel42i70
妹の部屋ノックして
中から超不機嫌な妹登場
「あ?何か用?忙しいんだけど」
お前はどこでもそんなキャラなのね・・・
仕方ないからこいつに千円やって話を聞き出すことにした

 

57: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:43:55.84 ID:PTel42i70

判明したこと
俺の勤務先 変更なし
年齢 変更なし
彼女 いるらしい マジかよ・・・
趣味 変更なし

あまりにもスペック変わってなくて愕然とした
もっと夢見させろよと

 

61: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:47:08.99 ID:hHX3ng9H0
彼女いるっぽいってwww
幸せすぎるwww

 

64: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:52:04.04 ID:PTel42i70
>>61
俺はちょっとした理由があって彼女とかもういいやって考えの人だったからビビったわ

 

62: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:50:05.98 ID:PTel42i70
これだけ聞き出したということで、妹自信のことを質問してみる
「で、お前彼氏出来たの?」
部屋から追い出された
こんだけ何も変わってないとなると、俺は明日出勤しなければならない
正直あの道路に出るのは苦痛なので母さんに送ってくれるよう頼んで初日は寝た
夢は見なかったと思う

 

65: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 16:58:17.15 ID:PTel42i70
朝目が覚めて最初に気付いたことは
あれ?携帯がねえな?ってこと
家中探しまわって見つからなくて車に探しに行ったらやっと発見
でも車にあったのはドコモキャリアのiPhone
いや確かに俺はドコモ使ってるけどXperiaだしそもそもiPhoneなんて出してねーよってこれまた混乱した

 

67: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:01:36.89 ID:PTel42i70
とりあえずiPhone操作してみると、確かに俺のものらしい
知らない人も何人かいたけど概ねは知ってる人の名前だった
ここで衝撃の事実
俺の彼女っていう人物がまさかの元カノさんだった
正直信号よりも動揺した

 

70: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:07:08.40 ID:PTel42i70
元カノさんはもう亡くなっちゃってるから、そんな名前が出てくるのは予想外過ぎた
嬉しいけどあまりのことに頭がついてってなかった

 

72: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:15:59.19 ID:PTel42i70
すげー声とか聞きたかったし
電話したかったんだけどチキンな俺には出来なかった
だって俺の彼女かもしんねーけど、俺は亡くなってるのこの目で見ちゃってるからさ
そんなこんなで動揺しつつ会社へGO
左ハンドルの母さんはちょっとかっこ良かった

 

73: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:22:49.51 ID:Pw6qZCpy0
おもしろい

 

75: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:26:26.12 ID:PTel42i70
>>73
めっちゃ励みになります!

 

74: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:25:32.07 ID:PTel42i70
母親の運転でいつも通り仕事場に着いたけど、仕事場も左右反対になってること以外は何も変化がなかった
機械オペレーターやってるから機械が左右反対になっちゃってるのは正直困ったがまぁどうにか出来る範囲ではあった
疲れきって同期と一緒に食堂に飯を食いに言った時あることに気付いた
元カノがいる

 

76: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:28:09.31 ID:levu7PdU0

黙って見てんのもいるから書け

おもしろい

 

77: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:28:58.04 ID:PTel42i70
>>76
わかりました先輩!

 

78: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:29:18.33 ID:38/rVFObO
黙ってみてるだけだから、興味ないとかじゃない。

 

80: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:32:46.06 ID:PTel42i70
もう心臓ばっくばくで同期になんでそんな顔赤いの?風邪か?と言われる始末
そんななか元カノがこっちに気づく
目があったのなんて6年振りで涙をこらえるので精一杯だった
「お疲れ様!」と言いつつこっちに駆け寄ってくる元カノ
俺はもう恐怖すら感じた

 

81: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:38:08.92 ID:PTel42i70
元カノ「なんで昨日連絡くれなかったの?待ってたのにー」
俺「あ、ああごめん」
元カノ「なんかやつれてるけど体調悪いの?顔も赤いよ?」
俺「いや大丈夫だよ。暑いだけだから」
元カノ「ふーん、じゃあご飯食べ終わったら喫煙所きてねっ」
元カノは去って行った
元カノさんよ、君いつから煙草吸うような子になってしまったのだよ

 

85: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:46:42.58 ID:PTel42i70
定食が食べ終わり喫煙所に向かう
あ、ちなみに定食のおかずは麻婆茄子とおひたしだった
健康的だね
喫煙所には何やら女性向けらしい細い煙草を吸う元カノがいた
俺もとりあえず煙草に火をつけようとすると、彼女が火を着けてくれた
こんな些細なことでも顔が歪ませて我慢しないといけないくらい嬉しくて切なかった

 

86: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 17:54:58.34 ID:PTel42i70
元カノから声をかけてきた
元カノ「なんか2日見てなかっただけで雰囲気かわってない?ww」
俺「そうかな?つかなんで2日も会ってないんだっけ?」
元カノ「パートなのにそんなに仕事させる気?ww」
俺「ああ、ごめんごめん出勤じゃなかったわけね」
元カノ「あたしのシフト毎回送ってるんだから少しはチェックしてよー」
俺のずぼらなとこは変わらんらしい
そして元カノはパートとしてひたすら検品をしているらしい

 

89: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:03:37.88 ID:PTel42i70
やつれてるから栄養あるもんちゃんと食べなさい!と彼女は言い残して喫煙所からいなくなった
俺は朝から気になっていたiPhoneの中身を見てみることにする
彼女と旅行に行っている写真が多かった
どうやら俺も彼女も旅行好きらしい
まぁ実際の俺はせいぜい男友達とラウワン行くぐらいなんだけどなwww
ガラケーの画像もiPhoneに移動させたのかもわからんけど高校時代の写メなんかもあった
なんか写真の自分の顔に違和感があったんだけどその時はわからんかった
んで、俺の世界と決定的に違う写メを見つけた
(まぁ新しい方の写メはほとんど現実とはちがうんだけどね)

 

92: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:12:52.09 ID:PTel42i70

その前に彼女が亡くなったいきさつを簡潔に話すわ
彼女は俺と幼なじみで幼稚園が一緒
幼稚園生ながらにバレンタインデーにチョコくれたりしてた
中高は俺の転校があったりして離れてた
高1の時俺が女子高の文化祭に野郎共と乗り込んでそこでたまたま再会して付き合うことになった

んで3年の時に最後の夏休みの記念ってことで8月に両家ひっくるめて群馬の某温泉に行こうという計画が出てた

二人とも楽しみにしてて
あと半月で旅行だー!ってある日
彼女と彼女のお母さんが交通事故に遭って亡くなった
相手はダンプだもん
そりゃ敵いっこないわな・・・

まぁ、そんなわけだ
こんなことがあったせいか俺はもう彼女作る気になれんかった

 

94: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:20:14.47 ID:PTel42i70
じゃあ話を戻す
決定的に違う写メのことだが
なにが違うのかっていうと
俺と彼女が群馬の某温泉地に行ってるんだよ
彼女のお母さんもいる
ここで俺はもしかしてあの時事故らなかったらこんな感じの世界だったのかな、と考えた
まぁそれにしてもあの信号とかはわけわかめだがwww
その写メを見てると妙に泣けてきてさ
お前この短時間で何回泣くんだよって感じだけど、やっぱり我慢の限界がきて泣いてしまった
野郎が喫煙所で携帯見て泣いてる姿ってだいぶカオスだわ

 

96: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:26:54.15 ID:UcI6DDdg0
パラレルワールドに行った話?

 

98: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:28:23.17 ID:PTel42i70
>>96
パラレルのが正しいかもなー

 

97: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:27:52.57 ID:PTel42i70
その日はなんとか仕事を終え母さんに迎えにきてもらい帰宅
あの世界でも普通に残業あるのな
携帯をみると元カノからメールが来ていた
「今日バスケ終わったら家まで迎えきてねー!」
なるほど今日は金曜日
今までも金曜日の夜はバスケに行っていたが、どうやら変わらずあるらしい
ふと思った
もしかして体育館の横で寝れば帰れるんじゃね?
そう思い母親に送ってもらえるよう必死の形相で頼むが断られ
結局自分で運転して行くことになる
ちなみに魔の赤信号に出会うのはこの時

 

100: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:33:05.05 ID:FGCSl2Bg0
ほかにも世界があると思ったらなんかテンションあがるなw

 

101: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 18:33:19.11 ID:PTel42i70
魔の赤信号イベントを半狂乱で乗りきり中学校に着いた俺はちょっとした疑問を持つ
何故か中学校だけ反対になっていない
内心あーこれやっぱり中学校重大ポイントじゃね?と思いつつ
この前と同じ位置に車を停め
寝る体制に入る
・・・が一向にこの前のような睡魔が来ない

 

108: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:08:53.27 ID:PTel42i70
んでまぁ一向に眠気が来ないんで
諦めてバスケに行った
身体能力も何も変わってないし
チームメイトも変わってなかった
ただ、ほとんどのやつは左利きになっていた
そして俺が右利きであることにかなり驚いていた
お前いつ右利きになったんだよ?って感じで
正直左利きが増えてディフェンスしづらかった感じはある

 

109: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:11:55.06 ID:7nJLvNPL0
全部が左右逆になってたのか

 

114: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:20:48.86 ID:PTel42i70
>>109
全部って訳じゃないから不思議なんだよな

 

113: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:18:26.39 ID:PTel42i70

楽しい楽しいバスケの時間も終わって
ついに元カノの家に行く時間となってしまった
行きたい半面行きたくない半面で葛藤はあったけど約束らしいので行くことにした
運転には十分注意し彼女の実家につく
彼女の家は今では誰も住んでいない
3年前まではお父様と妹さんがすんでいて俺もお線香をあげに行っていたが
お父様は先に進むという決意を込めて家を手放してしまった

そんな彼女の家が庭も綺麗にされて昔のように電気もついていた
そして反転もしていなかった

 

116: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:27:45.21 ID:gie/9Jpw0
オラ、わくわくすっぞ

 

118: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:30:35.27 ID:PTel42i70
車内からビビりつつも元カノに電話をかける
元カノ「バスケ馬鹿お疲れー!」
俺「馬鹿ってwww何する約束だっけ?」
元カノ「ラーメン奢ってくれるっていってたじゃん!」
俺「ああ、そうだったな」
元カノ「まったく・・・本当適当なやつなんだから・・・。今行くから待ってて!」
左利きの俺は元カノとどんなラーメン屋行ってるんだろ、とか思いつつ待つ

 

119: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:30:51.15 ID:yt0TGU7g0
愛のパワーで向こう側行けたんやな

 

121: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:33:41.90 ID:PTel42i70
>>119
それ言われると正直素直には肯定出来ないんだよな・・・
心のどこかで早く亡くなってしまった彼女を恨んでた気もするし
まぁ、理不尽な感情なんだけどさ

 

120: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:32:06.64 ID:PTel42i70
>>117
僕文系ですしエネルギー障壁とかまったくわからんです・・・
寝てたら行っちまった?からなあ・・・

 

122: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:33:54.23 ID:hiOYXcXH0
>>120
世間ではそれを夢って言うんだぜ

 

123: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:36:09.69 ID:PTel42i70
>>122
夢なのかもなぁ
実際に証明しろと言われても無理だろうしな
でも夢だとしてこんなに長い夢を起きたときほとんど忘れずに覚えてるっていうのは結構不思議なことじゃないかな?

 

125: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:41:59.23 ID:PTel42i70
とりあえず続けるぜ
元カノが家から小走りで出てきた
見たことない服だったけど私服の元カノはすごく懐かしい感じがした。
元カノ「今日もお疲れ様ー!オペレーターさん今日不良品出しすぎだからww」
俺「仕方ねーだろだって」
元カノ「だって?」
俺「いや、別に・・・」
機械が左右反対でしたなんて言えるわけねーだろ

 

126: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:43:17.82 ID:gOK21Upo0
あれ?>>1のスペックも元カノのスペックもないぞ?

 

131: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:48:53.23 ID:PTel42i70

>>126

スペック


24歳
フツメンということにしてくださいすいません
機械オペレーター
バスケ馬鹿

元カノ
享年17歳
俺は可愛いと思う
女子高
水泳部
Dカップ
デブではない
バームロール大好き

 

135: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 19:56:49.78 ID:PTel42i70

機械オペレーターって数ミリ単位で調整するからだいぶ苦戦したわ
ネジの溝も逆方向なんだもの

俺「んで、どこのラーメン屋行こうか?」
元カノ「は?いっつも行ってるとこに決まってんじゃん」
俺「えっと、やばい暑さで度忘れしましたww」
元カノ「○○高校の近くの!」
俺「それって××家?」
元カノ「そこしかないじゃーん、早くーお腹減ったー」

ねぇ元カノさん
そのお店出来たのあなた亡くなってからですよ
しかもそれ俺の行きつけの店ですよ

 

138: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:06:05.19 ID:PTel42i70
ラーメン屋に到着
おばちゃんにあんたらいつもマズイラーメン食べに来てくれてありがとねー!と言われる
元カノはいやいやこのマズさが病みつきになるんですよー
おばちゃん&元カノ爆笑
お前らどんだけ仲いいんだよ・・・

 

139: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:06:25.92 ID:gie/9Jpw0
切ない(´;ω;`)

 

140: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:14:49.56 ID:PTel42i70

おばちゃん「いつものでいーんかい?」
元カノ「おばちゃんよろしくー!」
おばちゃんがなぜか子供用?の小さいラーメン用の器を持ってくる
そして彼女がその器を自分に引き寄せる
彼女のもとに半チャーハンが届く
おい、お前そんなに食うの?と思っていると
俺のラーメン到着
おい待ておばちゃん
俺のいつものは醤油ラーメン多め固め濃いめの並だぞ
これ、味噌だし大盛りじゃねーか!
すると彼女はおもむろに俺のラーメンを自分に引き寄せ、小さい器に移しだした

なるほど、こいつ昔から味噌ラーメン好きだったもんなぁ
でも量が多いからって言っていつも残していた
確かにこうすれば好きなもの残すの気にしないで食べれるもんなぁと

おれも彼女が生きてるうちに思い付いてればなぁと思った

 

141: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:19:24.17 ID:2x+uGw7Pi
なんか泣けてくる

 

142: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:20:48.83 ID:gOK21Upo0
彼女かわいいww

 

143: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:21:56.10 ID:PTel42i70

ラーメン食べながら何か妙に彼女が俺の顔を見てくる
俺「なんかついてる?」
元カノ「黒子いっぱいついてるよww」
俺「うるせぇwwwアホwww」
元カノ「バスケ馬鹿にだけは言われたくないわwww」

なんか俺馬鹿にされてるだけだったような気がするけど、他愛のないこんな会話が嬉しい半面いちいち心に刺さってた

 

145: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:34:14.09 ID:PTel42i70
元カノ「ねぇねぇ」
俺「んー?」
元カノ「記念日までもうすこしだね!」
記念日、記念日・・・
あれ?いつだったっけ?
俺「ああ、そういえばそうだな」
元カノ「あんた忘れてるでしょ?口とがってる」
母さんが発見した俺が嘘をついたときの癖である
元カノ「あたしが初めて告白した日でしょーが」
俺「あ、わかった」
元カノ「わかったじゃなくてせめて思い出したって言ってよ・・・」
ちなみに記念日はロマンチックな元カノのせいで閏年となっております

 

147: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:37:10.59 ID:PTel42i70
俺「つか閏年なんてまだあと3年も先じゃんか」
元カノ「え?何いってんの?来年じゃん」
ここでiPhoneのカレンダーで調べて気付いた
閏年がこっちとずれている
まぁだからと言ってそこまで騒ぐことでもないが俺は結構動揺した

 

148: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:42:19.48 ID:PTel42i70
元カノ「ほっくろー♪ほっくろー♪」
俺の黒子をつつきまくる
俺「気功つくのやめてもらっていいすか」
元カノ「だってあたし食べ終わったし暇じゃん!」
実はこいつ
食べる量が少ないと言うだけで速度はすこぶる早い
だから昔から俺がいつも待たせる
んで、いつもちょっかいを出される
もう無理、限界
俺は泣き出しまたしてもカオスな空間を発生させた

 

150: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:44:58.70 ID:PTel42i70

俺「そうやってちょっかいだしてくんじゃねーよ!」
元カノ「ええええええ!そんなに嫌だったの!?」
俺「嫌じゃねーよ!」
元カノ「じゃあなんで泣いてんのー!」
俺「うるせーアホ!」
元カノ「えええええーそんなー!」

俺は会計を済ませ彼女に慰められつつ車に戻った

 

153: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:52:43.71 ID:PTel42i70
元カノ「つっついてごめんなさい。悪気はなかったよ」
俺「ごめん、別に嫌だった訳じゃないんだ」
元カノ「ならいいんだけど・・・」
俺「情緒不安定かもしれんわwww」
元カノ「まじかwww」
俺「本当に嫌じゃなかったから次はつっつかれても泣かねーよwww」
元カノ「じゃあその顔に穴開くほどやってやるぜwww」
俺「それはやめてwww」
元カノ「あははははwwあ、そうそう聞きたいことあったんだ!」
俺「ん、何?」

 

154: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:53:51.72 ID:F4yGeZEf0
彼女のノリが可愛すぎる

 

155: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 20:55:36.66 ID:SBzWCAci0
ん?

 

159: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:03:25.39 ID:PTel42i70

元カノ「すごく気になってたことがあるんたよねー?」
俺「だから何だよって?」
元カノ「今日右手ばっかり使ってるけど、左手ケガでもしたの?」
俺「え?ああ、ちょっとねー」
元カノ「ああだから今日は左手で手繋いだんだねー?普段利き腕は自由にしとかないと危ないとかいってたからさー」
俺「今は自由になるの右手だからなww」
こいつたまに鋭いから本当に怖い
この時は本当に冷や汗ダラダラ
元カノ「あと1個だけいい?」
俺「ん?何?」
ここで元カノが少し震えているのがわかった
俺は何で震えてるのかわからずにとりあえず冷房を切った

彼女は俺に震えながら涙目で聞いた

さっき見てて気付いたんだ。なんで黒子の位置が反対の位置にあるの?

 

161: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:08:01.53 ID:F4yGeZEf0
急に怖くなってきた

 

163: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:13:04.58 ID:PTel42i70

俺は何も言葉を出せなかった
彼女は泣き出した
元カノ「ねぇ、何で?何で?何で?」
俺「いや・・・」
元カノ「ちゃんと答えてよ・・・。訳わかんないよ。不良品だっていっぱい出すし。あんなに機械扱えない人じゃなかったし」
俺「ちょっと待て、俺はそこまで仕事出来ないわけじゃない」
元カノ「実際出来てなかったじゃない!」

本当にぐうの音もでません
職場で仕事を見られているのも考えもんだ

 

164: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:19:27.05 ID:PTel42i70
元カノ「ねぇ誰なの?」
俺「え?」
元カノ「だって俺君じゃないもん。だから誰なのって聞いてる」
俺「俺は俺だよ・・・」
元カノ「違うよ!似てるけど全然違う」
正直この言葉は俺には痛すぎる一撃だった
そうなんだよな
俺がこの世界をおかしいって思うってことは
こっちの世界で育ってる俺を見て元カノがおかしいと思うことはなんら不思議なことじゃない
でも、今まで生きてきた中で言われてきたどんな言葉よりも辛かった

 

167: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:28:03.39 ID:O+W1xZmD0
切なすぎんよ

 

168: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:28:10.64 ID:PTel42i70

俺はもう頭狂ったと思われてでも説明するしかないと思った
必死に説明した
体育館から
道路から
家から
仕事から
そして元カノのことも

聞き終えた元カノは一言

とてもじゃないけど、信用できる話じゃないね。私帰るから送ってって。

俺は元カノを家に送った
ああ、終わったんだなぁと思った

 

169: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:34:02.69 ID:awXJevBk0
そう考えると彼女の知ってる俺はどこに行ってしまったんだろうな…

 

170: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:35:30.89 ID:PTel42i70
そのあとはもう呆然としながら
風呂に入り
寝床に着いた
今度は違う意味で彼女を失ってしまった
いや、そもそも俺は顔が似てるだけで手にいれてなんかなかったんだな
馬鹿らしい
こんな世界でずっと生きていかなきゃいけないのか
そんな考えを巡らせているうちに2回目の朝がきた

 

173: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2013/09/15(日) 21:40:31.98 ID:vf+jnR030
(´;ω;`)ウッ…

 

174: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:44:56.83 ID:PTel42i70
俺はもう仕事に行かないつもりだった
このまま消えられればいいと思った
タオルケットにくるまって人生を投げ出していると
部屋のドアが開いた
母さん、部屋に入るときはノックしろって

 

175: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 21:50:11.42 ID:PTel42i70
するとタオルケットがひっぺがされた
元カノだった
え?と思ったその瞬間
ばちこーん!
平手をくらった
俺は久しぶりに視界に星を見た

 

179: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:03:10.57 ID:gie/9Jpw0
わくわく

 

182: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:09:29.02 ID:PTel42i70
元カノ「昨日はひどいこと言ってごめん」
俺「え、いや、あ」
元カノ「色々考えたよ。私の彼氏は謎の組織にやられちゃったのかなとかさ。でもさ、そんな人じゃないじゃん。何かの秘密握ってそうな感じもなければ、そんなに優秀なわけもない」
俺「それは言い過ぎじゃ・・・」
元カノ「それに思うの。あなたがもし俺君じゃなかったとしたら、何で嘘をついたときの癖が一緒なの?そんなのおかしい」
元カノ「それに、あの話をしてるときの俺君は真剣にバスケの話をしてるときと同じ顔をしてたよ」
どんだけバスケ絡んでくんだよ・・・
元カノ「あたしは信じようと思う。本当に馬鹿らしいしアホな話だけどさ、俺君は俺君だよ。俺君じゃなかったら別に好きでもない味噌ラーメン無理に食べないでしょ?」
味噌ラーメンのくだりで笑顔になった彼女をみて俺は号泣した

 

188: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:23:47.53 ID:kL+z4qN+0

こ、これはクルなぁ…
いつもとは違うパターンの展開で引き込まれるわ

はよ続き

 

191: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:24:47.80 ID:PTel42i70
俺はまたしても彼女に慰められつつ、そして尻を叩かれつつ会社にいく用意を始めた
彼女の車に乗る
彼女の車は左ハンドルのプリウスだった
俺はプリウスに乗ったことがなかったのでちょっとテンション上がってはしゃいだ
元カノには、どんだけはしゃいでんのwwと笑われた
車に乗りながら彼女が一言
あたしさぁ、左ハンドルって運転しにくいような気がするんだよね、と

 

192: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:26:46.39 ID:kL+z4qN+0
前振りキタコレ

 

193: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:28:33.23 ID:UcI6DDdg0
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

 

199: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:34:15.90 ID:PTel42i70
俺「だって教習から左ハンドルならそっちのほうがいいんじゃないの?」
元カノ「そんなことないよー、みんな右折するのめちゃめちゃ難しいって言ってるもん左折は簡単だけどさ」
俺「確かに左折は楽そうだなww」
元カノ「今度俺君の右ハンドル車運転してもいい!?前は左ハンドルだったのにいつ改造したの?って感じだけどww」
俺「やだよ、ぶつけたら任意保険どうなるかわからんし」
元カノ「ていうかそっちの保険こっちでつかえるの?ww」
俺「」

 

201: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:36:28.52 ID:Q520vaaH0
久しぶりに人の話に引き込まれてるなぁ

 

203: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:43:57.16 ID:PTel42i70
今日は土曜なので3時が定時となる
職場に着いた俺は不良品を出しつつもなんとか目標の数字をクリアできた
四苦八苦している俺の様子を元カノがニヤニヤしながら見ているのはなんとなくわかった
元カノいわく、普段は俺が機械を早く動かして元カノ含むパートを馬車馬のようにこきつかっていたらしい。絶対に偏った意見だと思う

 

207: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 22:49:29.38 ID:PTel42i70
そんで仕事が終わり、彼女と朝約束した場所に向かうことにした
そう、俺が爆睡した中学校である
正直行くのが嫌だった
彼女とも少し話せるようになったのに戻ってしまうことが
でも心配してくれている元カノの気持ちを考え男らしく行くことにした

 

208: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 22:51:44.49 ID:5sLVqjqC0
彼女にしてみたら目の前の彼は異次元の彼って理解したみたいだけど
んじゃ元々居た彼はどこいったの?って半狂乱になんないのかなー?
なんてつまんないこと思ってしまった

 

213: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:03:09.05 ID:PTel42i70
>>208
元カノいわく、二人がであってケンカになっても困るし、それに最近あたしの作ったプリン不味いって言ったから謹慎した方がいいんだー!
って言ってた
強がり丸出し過ぎてせつなかったけどな

 

224: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:15:20.24 ID:PTel42i70
元カノ「ここ久しぶりにきたなぁー、先生いるかなぁ?」
俺「車一台も停まってないしいないんじゃね」
そうそう説明してなかったけど、この中学校は元カノの母校だったんだよね
俺の中学校と仲悪かったから当時はとてもじゃないけど入れなかったのを覚えてる
ふと思う
あともう少しで6時になる
車もない
この前と違うのは元カノがいることぐらいだなぁって

 

230: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:26:29.14 ID:PTel42i70
俺「なぁなぁ」
元カノ「んー?どうしたー?」
俺「文化祭の時実はさ、一瞬誰だかわかんなかったんだよね」
元カノ「はぁ!?なんでよ!?」
俺「だって髪の毛めっちゃ茶色くなってんだもん」
元カノ「塩素パワーだからww悪いこじゃないからwwていうか何でそんな心にしまっておけばいい話しだすの!?」
俺「いや、こっちの俺が羨ましいから、こっちの俺が帰ってきたら一発ぐらいビンタされてもいいんじゃないかなと」
元カノ「その陰険さはどっちも一緒なんだね、はぁー」
俺はやっぱり俺なのか?

 

231: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:28:56.81 ID:QgnOZugfi
彼女にこっちの世界で亡くなってることは言ったの?

 

232: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:31:10.39 ID:PTel42i70
>>231
言ったよ
そしたら「あたしあの頃ひかれかけたことならある」って言ってた
何で覚えてるか聞くと
「それぐらいしかひかれかけた記憶がない」ってさ

 

236: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:37:53.82 ID:PTel42i70
俺「もうすぐ6時だ」
元カノ「あぁー、本当だね・・・」
俺「なんで寂しそうなんだよwwもうすぐ彼氏帰ってくるかもしれないのにさっww」
元カノ「うん、だけど・・・」
俺「浮気か?」
元カノ「ばか!いい加減にしろ!」
怒られた

 

238: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:42:58.03 ID:QgnOZugfi
亡くなった人と再会、ましてや相手は彼女なんて…
嬉しいけど切な過ぎる

 

240: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:47:14.60 ID:PTel42i70
俺「ごめん、調子にのった」
元カノ「それはいつものことだから気にしてない」
俺「おいこら」
元カノ「いくら世界が違うかもしれないっていったって俺君がいなくなるのは寂しいし怖いよ」
元カノが泣いてしまった
俺「俺なんかがこっちきてごめん」
元カノ「なんでそんなことばっかり言うの!!」
俺「でも俺、お前に会えてすげー嬉しかったよ。成長したお前に会えると思わなかった」
元カノ「単身赴任のお父さんみたいなこといってるよ」
俺「お前な」
元カノ「ねぇ、いいの?」
俺「何が?」
元カノ「俺君があたしとほとんど目を合わせてないのばれてないとでも思った?」
元カノ「ちゃんと見ておかなくていいの?」

 

242: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:49:51.92 ID:kL+z4qN+0
全俺が泣いた

 

243: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:55:40.37 ID:aix6vQK+i
あれ?目から汗が…

 

244: 名も無き被検体774号+ 2013/09/15(日) 23:56:58.26 ID:gie/9Jpw0
画面から滝が…あれ?

 

245: ◆byPMO3oELk 2013/09/15(日) 23:58:51.22 ID:PTel42i70
俺はじっと元カノの顔を見た
違う世界の人だなんて思えない
確かにちょっとソバカスは増えてるけど確かにあの大好きだった顔だった
色々なことを思い出した
ひじを見た
昔派手に転んでかさぶたをとりまくったせいで痕が残っている
足を見た
すねのところに薄く横に伸びた傷痕があった
俺はこんなもの見たことがない

 

247: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 00:00:42.56 ID:cQAwRbZd0
おかしいな・・・
目から海水が・・・

 

251: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 00:07:21.53 ID:PqscmHX90
俺「ねえ、この傷はどうしたの?」
元カノ「え?この足の?」
俺「そう、いつケガしたの?」
元カノ「いや、ケガはしてない」
俺「でも傷痕が・・・」
元カノ「うん、なんか急に傷痕らしきものが出来ただけで、ケガはしてないんだよねー」
俺「いつ出来た?」
元カノ「えー?んー・・・」
俺「お願い、思い出して!」
元カノ「確か水着着るとき騒いだ覚えがあるから、高校の夏かな?」
俺「何年の?」
元カノ「3年かなぁ?」
元カノが亡くなるとき車の中で足の骨を折っていたと聞かされていた
それはすねで間違いなかったと思う

 

252: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 00:10:39.55 ID:Lzit7w3E0
パンツはいといた(´;ω;`)

 

254: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 00:17:38.76 ID:PqscmHX90

ここから 元カノ=優 ということでお願いします。

もしかしてある程度2つの世界で繋がりがあるのだろうか?
すねの傷といい、妙な共通点が出てくる度に俺は混乱してしまっていた。
そんな俺に優は一言言った

大丈夫、あたしは生きてるよ

 

255: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 00:19:17.69 ID:iIVoBhs/O
( ;ω; )ぶわっ

 

261: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 00:26:49.58 ID:PqscmHX90
そうだよな
こっちの優は生きている
俺の彼女だった優はもういない
そう思うことで少し冷静になれたと思う
そしてつくづく優は俺のことわかってくれてるんだなぁ、とこっちの優に対しては矛盾したような考えを抱いた
結局あの日から俺は逃げてたんだな
逃げ続けたんだな
だから彼女も作らなかったんだな
そう思った
俺は優を一生思い続ける
こうやって優を神聖化していた自分が情けなく感じた

 

262: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 00:27:50.80 ID:IRLLNWa60

  バン   はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/

バンバンバンバンバンバンバン
バン     バンバンバン
バン (∩`・ω・)  バンバン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
   \/___/ ̄

    ; ’  ;
     \,( ⌒;;)
     (;;(:;⌒)/
    (;.(⌒ ,;))’
 (´・ω((:,( ,;;),
 ( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__
    \/___/

 

266: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 00:33:34.47 ID:PqscmHX90
優「ねえ、あたしのどこを好きになってくれた?」
俺「おっぱい」
優「あ”!?」
俺「すいません、嘘です」
優「で、本当は?」
俺「なんでとかはないんだよな。物心ついたころにはお前が近くにいたし」
優「あたしね思い出しちゃった」
俺「何を?」
優「俺君、高校時代1回もちゃんと好きだって言ってくれなかったよね」
俺「え・・・」
優「そっちでは違うの?こっちはそれについての話し合いしたんだけどさ」

 

268: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 00:39:00.16 ID:PqscmHX90
俺「どんな話し合いだったの?」
優「ん?もっと好き!愛してる!って言ってくれなきゃ浮気してやるっ!って」
俺「それ話し合いっつーか脅迫・・・」
優「まあ、それ以降はたまに言うようになったよ」
このことは俺がものすごく後悔していることでもある
俺は 好きだよ とちゃんと言ったことがなかった
あるのは棺桶の前で 好きだった と言ったことぐらいだったんだよな

 

269: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 00:41:17.95 ID:RoZuNVB/0
水分補給しろ!
涙で水分足りなくなるぞ!!

 

270: !ninja 2013/09/16(月) 00:43:38.27 ID:r0s5x3rL0
なんか、視界が歪むんだが疲れ目か

 

271: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 00:49:31.67 ID:PqscmHX90

優「やっぱり言えなかったみたいだね」
俺「言えなかったわ・・・」
優「やっぱりそこは違うかもこっちの俺君は言えるからね、嫌々だけどww」
俺はここで泣いてしまった
俺「いいなぁ、羨ましい。優に好きって言えるなんて羨ましいよ。俺はもうチャンスもねえんだよな。」
泣きながらむせながらなんとか言葉に出した

ごめん思い出して俺が死亡寸前

 

274: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 00:59:03.36 ID:PqscmHX90

優が俺の手を握る

じゃあ言ってよ?
今だけそっちのあたしになってあげるからさ
それともまたチャンス逃しちゃうの?

俺は泣きながら
生まれて始めてきちんと優の目を見て嗚咽混じりに言った

今まで本当にごめん
あんなことになるなんて思わなかった
俺には何もできなかった、ごめん
何度も俺が変わってやれたらと思った
好きだ、好きだ、好きだ!
大好きだ愛してる!
結婚してくれ!

 

283: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 01:10:14.44 ID:PqscmHX90

結婚してくれは正直言ってからやっちまったと思った
でもさ、言ってるのすごく辛くて苦しいんだけど、そのぶんものすごく暖かいような幸せな気持ちになれたんだよね
俺はいい終えて少し気が楽になり笑顔で優の顔を見ることが出来た

あーあ、やっとバスケ馬鹿がちゃんと笑ったよ

そう言って
優は俺にキスをした

 

288: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 01:24:39.24 ID:iIVoBhs/O
>>1は幸せだねぇ、こんないい人と付き合えていて、しかも亡くなって、もう会えないのが普通なのに会うことができたんだから。

 

289: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 01:26:27.63 ID:PqscmHX90

たった2秒間位のキスで
こんなに長く感じたことはなかったし

亡くなってから6年間好きであり続けて、もう二度とすることができないキスだったから

俺はそのあとちょっとの時間ぼーっとしてた

 

297: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 01:33:59.77 ID:PqscmHX90
優「これ浮気なのかなぁ?」
俺「わからん・・・」
優「キスの経験人数1人なの?2人なの?これどっち?」
俺「んー、彼氏が鏡に映っててそれにキスしたようなもんじゃないの?ノーカンでいーよ」
優が俺の頬を触る
優「んー、だめ。ちゃんと生きているんだからカウントにしよう!」
俺はまた何故かここで泣き出す

 

311: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 01:49:25.14 ID:PqscmHX90
ここで俺が優に切り出す
俺「なぁちょっと一緒に来てくれ」
そう言って車から降り、優の手をひいて校門に向かった
しっかりと左手で引いて
俺「敷地内から出て、少し離れたところにいてくれないか?出来れば死角になっているところでさ」
優「え、どうして?一緒にいちゃダメなの?」
俺「来たときは誰も人がいなかったから、状況が近い方がいい」
優「わかった、また会える?」
俺「今度はちゃんと左利きの俺が来るはずだから安心しなw」
優「元気でね」
俺「俺は大丈夫だから心配すんなって」
優「大好きだよ、行ってらっしゃい」
優は敷地外へ俺は車へと戻った

 

340: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 07:50:32.56 ID:PqscmHX90
車に戻る途中にしみじみ思ったのは、これで終わりなんだなぁってこと
気分的には引退試合が終わってとぼとぼ家に歩いて帰ったときと似ていた
前向きな感情ではなかったけど、戻れるような気が漠然としていた

 

343: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 08:06:58.27 ID:PqscmHX90
車に乗った
あの時と同じ曲をかけてみた
このiPhone持って帰れるのかな
とか考えつつ写メを閲覧
なんか、眠くなってきた
つかれてるだけか?
それとも例のやつか?
まぁどっちでもいいや・・・
俺は引き込まれるように眠りについた

 

346: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 08:14:59.34 ID:NrplvJqx0
異世界行ってみたいけど誰か死んでたりしてたらヤだな

 

347: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 08:20:27.21 ID:PqscmHX90
>>346
死んでたっていうか
俺の親友である人物が存在してないことになってた

 

361: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 09:13:41.52 ID:PqscmHX90

車で寝ていた時夢をみていた気がする
優が「みてみて!あたしの歯丈夫!」っていいながら煎餅2枚重ねてバリバリ噛み砕いていた
わけわからんけど多分幸せな気持ちになってたと思う

誰かに揺り動かされて目が覚める
暗くてよく見えなかったが
間違えるわけがない
目の前にあった顔は元カノだった

俺、戻れてねーじゃんかよ

 

373: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 09:44:51.45 ID:PqscmHX90
優いわく
いつまで外にいればいいかわからわかったから車に来てみた
車に来てみたら俺が爆睡してたからとりあえず起こしてみたそうな
俺「来ちゃったのがいけなかったんかなー」
優「俺君の実力不足だよ」
俺「なんの実力だよ・・・」
そんなこと言いながら
戻れなかったことを喜んでる自分がいた

 

384: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 10:39:17.92 ID:L3VCkfXs0
とりあえず2人でどこかに食べに行くことにした
サイゼが近くにあったので入った
こっちのサイゼとほとんど変わりがない
ただメニューに決定的なちがいがあった
俺の大好きなチョリソーがない
憎きエスカルゴは残っているくせに

 

387: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 10:41:55.70 ID:Y3tqhzMF0

そういえば、信号機の赤で警笛を鳴らす理由って分かったんでしょうか?

私、気になります

 

390: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 10:49:49.17 ID:L3VCkfXs0
>>387
あれね、意外と簡単な理由だった
死亡事故が所轄管内で確認された場合に追悼と交通安全を自分に戒めるってころなんだってさ

 

396: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 11:00:53.50 ID:L3VCkfXs0
俺サイゼにいくと絶対チョリソー頼むんだよ
おかげで高校の時あだ名がチョリソーだったし
そんぐらい愛してるチョリソーがなかった
俺「ねえ、チョリソーないの?」
優「チョリソーってウインナーの辛いやつ?」
俺「そんな感じ。ないの?」
優「何回も来てるけどそんなメニュー見たことないよー」
俺「じゃあ俺の高校の時のあだ名はなんだったの?」
優「なんで急にあだ名の話?」
俺「いいから、なんだったの?」
優「えーと、早弁侍」
わけわかんねえよ・・・

 

407: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 11:21:45.92 ID:L3VCkfXs0
俺「早弁侍て・・・ネーミングセンス無さすぎだろうよ・・・」
優「ちょっと待って、つけたのあたしだけど」
俺「お前かよ!」
優「だっていつも2時間目終わると食べ出すからさー」
確かに俺はしょっちゅう早弁していた
ということは俺がもしチョリソー好きじゃなかったら
危なく早弁侍と呼ばれていたわけだ

 

408: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 11:23:40.70 ID:EAGr/7/x0
あれ?違う高校じゃなかったの?

 

410: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 11:27:07.20 ID:L3VCkfXs0
>>408
高校は男子校と女子校隣接してるし
共通の友達もだいぶ多かったからなwww
ただチキンな俺は文化祭ぐらいでしか女子校に行けなかったというorz

 

411: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 11:32:01.62 ID:L3VCkfXs0
とりあえずドリンクバーに飲み物を取りに行くことに
俺は子ども染みてるかもしれんがメロンソーダばかり持ってくる
優もメロンソーダが大好きだった
俺がメロンソーダを注ぎ終わると
後にいた優もメロンソーダを注ぎ出した
優は4回ぐらいにわけて注ぐのだが、その癖も同じだった
本人が言うには
わけて注がないと泡が邪魔でいっぱい入らない!かららしい

 

416: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 11:37:51.79 ID:L2iQbXmi0
メロンソーダ飲みたくなってきた

 

418: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 11:48:27.18 ID:L3VCkfXs0

国語力低いから誤解させることはあるけど勘弁なorz

サイゼから出て、優の家に行くことになった
正直優の家族を見るのが怖いっていうのもあった
でも久しぶりの優の部屋がどういう風に変わっているのか見たい気持ちもあった
結局は好奇心が勝つんだけどな

 

421: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 12:10:11.66 ID:L3VCkfXs0
優の家に行くとお父さんと妹さんが出迎えてくれた
最近顔見せなかったなーとかそんな他愛のない会話
妹さんも元気そうだった
元気な顔の二人が見れて嬉しかった
挨拶も早々に済ませ彼女の部屋に行く

 

460: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 14:56:14.24 ID:L3VCkfXs0
優がドアノブに手をかける
ドアが開く
俺は部屋のなかを見て驚く
ほとんど高校の頃と変わっていない
しいて挙げるなら俺との写真があることぐらいだった
温泉の写真も含めて
でもおかしいことがひとつだけある
それを優に聞かなければならない

 

468: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 15:11:00.92 ID:JtX2Y156O
がんばれ早便侍!!

 

517: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 19:18:47.37 ID:L3VCkfXs0
優「そんなじろじろ見るような部屋じゃないでしょ?www」
俺「まぁ、また入れると思わなかったからさ」
優「ねぇ、気になってることあるんでしょ?」
こう言われてはもう聞くしかない
俺「お母さんはどこにいるんだ?」

 

521: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 19:24:10.67 ID:L3VCkfXs0

優は笑いながらこう話した

お母さんはね、死んじゃったんだ
ダンプと正面衝突
お母さんね、病院に運ばれたときお母さんじゃないみたいになってた
血まみれの何かにしか見えなかったんだ
あたししばらく受け入れられなくてさ、何回もいなくなっちゃおうかって考えたよ

こちらの優は自分が事故に遭わなかったものの
お母さんの事故によって深い傷を負っていた
俺はそれにまったく気付けなかった

 

523: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 19:38:33.68 ID:L2iQbXmi0
お母さん…

 

525: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 19:42:41.78 ID:L3VCkfXs0

優は続ける

俺君の話聞いたとき
もしかしたらそっちの世界ではお母さんが生きているかもしれないって
俺君が私に会えたみたいに
私もお母さんにまた会えるかも?って期待したの
でも俺君の世界ではお母さんどころか私までいなくなっちゃってた
ねぇ俺君
なんでお母さんはいなくなっちゃったんだろう
もうどこの世界でもきっと会えないんだろうなぁ
お母さんじゃなくて私がいなくなっちゃえばよかったんだ
あーあ、なんか疲れちゃったなぁ

そう言って悲しそうに笑った

 

528: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 19:47:02.55 ID:L3VCkfXs0

俺は

生まれて初めて優にビンタをお見舞いした

スパァァァァァァン

優は痛みよりも驚きが隠せないようだった

 

532: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 20:10:10.80 ID:L3VCkfXs0
優「何なの・・・?」
俺「何でお前そんなことばっかり言ってるわけ?」
優「あんたにわかるわけないじゃん!」
俺「おう、わかんねーわ」
優「あたしはずっと辛かったの!お父さんだって妹だって人が変わったようになっちゃってさ、あたしは一人で支えてきた」
俺「もしお前が慰めてこなかったら、二人は俺の世界と同じようになってただろうね」
優「もう疲れたの、あたしの人生だったら何したって構わないでしょ!」
俺「お前がもう一度あの苦しみを俺に与えても平気だって言うんだったら好きにしていい」
優「そうじゃないけど・・・!」
俺「お父さんと妹をさらに苦しめたいならやればいい」
優「いっつも正論ばっかり言ってさ!あたしの言ってることが間違ってることなんてわかってるよ!でも辛いの!辛いんだもん!」
俺「俺だって辛いわぼけ!何が嬉しくて好きなやつに死にたい死にたい言われなきゃいけねーんだよ!」

 

535: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 20:28:51.52 ID:L3VCkfXs0
俺「馬鹿じゃねーの!?お前こっちではいなくなってんだぜ?俺がお前のことどんだけ好きだったと思ってんだよ!お前が死んでから誰とも付き合わなかった、いや付き合えなかった!お前のことがそれだけ好きだったんだよ!」
優「そんなに好きだったんならちゃんと好きって言いなさいよバカ!」
俺「馬鹿ですよ!馬鹿だからお前が死んでからしか気付かなかったんだろうが!死ぬことだけは絶対に許さねぇ!」
優「はぁ・・・本当にバカ・・・俺君とケンカしてまとまった試しないよね・・あーあ、バーカ、バカバカバーカ」
優は泣き出した

 

539: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 20:44:32.38 ID:/AizNUV/0
見ながらなぜかニヤけてるおれキモい

 

547: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 20:58:42.13 ID:L3VCkfXs0

優が俺に抱きついてきた
俺は久しぶりに優の匂いを近くで嗅いだ
匂いの記憶って意外と残ってるもんなんだね
嗅いだ瞬間匂いが変わっていないことに気付く
優自身の匂い、髪の匂い、そして香水の匂いが混じった大好きな匂いだった
正直高校の頃はこの匂いを嗅いでしまうと息子が元気になってしまったものだが、今は穏やかな気持ちで抱き締めていられた

俺「この香水まだ使ってたんだね」
優「やっぱりそっちでもそうなんだねぇ・・」
この香水は付き合って初めて誕生日プレゼントであげたものだった

 

550: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 21:03:22.65 ID:1481BqDM0
とりあえずパンツ脱いだ

 

553: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 21:10:57.70 ID:Y710bALn0
WKTK

 

554: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 21:13:06.61 ID:L3VCkfXs0
俺「あの時は頑張ってバイトしたよー、学校にバレないようにするのも必死だったしさー」
優「そっちでもサイゼでバイトしてたの?」
俺「そうそう、稼げてチョリソーとメロンソーダが近くにある環境だと思ってさwww」
優「チョリソーそんなに美味しいの?」
俺「今だったらビール飲みながらだったら最高かも」
優「ふぅん・・・。あ、じゃあお酒買ってきて飲もうか?」
俺「それいいじゃん、買ってこようぜ」
二人でセブンに行き
メロンソーダとお酒を買って戻ってくる

 

556: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 21:17:22.80 ID:1KwnSu7j0
ずいぶんまったりした異世界だな

 

595: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:06:17.54 ID:L3VCkfXs0
ちなみに優の買った酒は
カロリとかほろ酔いみたいなあんまりアルコールがきつくない酒
俺はビール大好き野郎だけど金がないので発泡酒大量購入
チョリソーありませんかー?
って優が店員さんに聞いてたみたいだがどうやらなかったようで文句言いつつも普通のウインナー購入
この夜俺は優の新たな一面を目にすることになる

 

598: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 22:08:44.62 ID:5961dRk8i
変態なんだな!
パンツ脱いだ

 

602: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:16:11.46 ID:L3VCkfXs0
優の部屋で酒を飲みながら雑談する
優の今の趣味のこと
優の今の好きな音楽とか
こんなこともやってるのかー、って結構楽しく話せた
優の顔が赤くなってきた
酒はそんなに強くないと話していた
すると優が急に俺の発泡酒を奪い
とり半分くらい飲んだ
「うにゃー!にゃー!いやー!」
苦さのあまり猫になった

 

603: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:22:18.88 ID:L3VCkfXs0

優「あはははは!wwおいしくなーい!ww」
俺「おい俺に謝れ」
優「ねーねーねーねー!ww」
俺「ん?どうし チュッ
優に急にキスをされた
俺「なんだ!?急になんだ!?」
優「えー?俺君好きだからー!」
そのあと俺の上に優はのしかかりキスの雨を降らせた

優はどうやら酔うとキス魔になるらしい

 

604: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 22:24:49.97 ID:46717isM0
かわいい、かわいい

 

607: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:30:35.53 ID:L3VCkfXs0
優にキスされてるうちに俺もキスがしたくなって、二人でキスの撃ち合いみたいになった
俺は覚悟を決めた
優の唇の間に舌を差し込んだ
優は抵抗せず舌を絡めてきた
優の息が荒くなる
もちろん俺の息子は臨戦態勢である

 

613: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 22:34:10.99 ID:6nFKFhXY0
パンツ脱いだ

 

622: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:40:50.85 ID:L3VCkfXs0
絡んだ舌を離しそのまま首筋をつたうように舌を這わせる
優から あっ という小さな声が微かに聞こえる
首筋から耳をつたい優しく耳に息を吹きかける
優の身体がびくっと反応する
シャツのボタンを開ける
大人びた下着になっている
胸に手をかける
ブラをずらすと綺麗な胸があらわれる
相変わらず感度はそこまでよくないらしいが昔ほどではない
こっちの俺が頑張ったのだろうか
そう思うと俺は嫉妬の感情が沸き上がってきた

 

625: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:46:09.02 ID:L3VCkfXs0
俺であって俺でない俺
他人なのか自分なのかも曖昧
そんな対象に対しても優を独り占めしていることに嫉妬した
俺は太股の付け根の部分に手を伸ばす
今日の優はニーハイにスカートなので
直接下着に触れる
温かく柔らかい感触がするのと同時に優が振り絞ったような声で喘ぐ

 

627: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:50:24.81 ID:L3VCkfXs0

敏感な部分の一番敏感な部分に手を触れる
優は口を結んで声を我慢している
これを崩したかった俺は指の動きを早くする
すると優は ああっ!! と喘ぎ下半身に力を入れる
優は耳元でささやく

なんか変な感じ、俺君なのに別の人みたい、でもやっぱり俺君、不思議だー

 

632: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 22:56:44.22 ID:L3VCkfXs0

ここで俺はとてつもない罪悪感に襲われる
もし俺がこっちの世界の俺だったら?
絶対にこんなこと嫌だと思うはず
俺は俺かもしれない、でも俺は俺だと思う
同じ形のものに入っているというだけで同じ人だとは限らない

ごめん、これ以上無理だ

やめちゃうの?

俺にもお前にも悪いからさ

そっか、残念だけど決めたんでしょ?

うん

じゃあそれが正しいと思うっ

俺達はこの日久しぶりにベッドで抱き合って就寝した

 

633: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 22:59:49.32 ID:YmDBs2wy0
>>632
(T_T)

 

634: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 23:00:54.57 ID:JtX2Y156O
軌道修正したな
みんなパンツ履け
今宵は冷えるぞw

 

635: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 23:01:31.14 ID:Mj85BUB50
せつないな

 

636: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 23:03:07.14 ID:luR8LF1q0
パンツ拾ってくるわ

 

638: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 23:05:22.51 ID:8tAQ/Lu20
あれ?パンツパンツ

 

642: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 23:08:49.94 ID:26+SaLJ/0
お前らガッカリしすぎだろwww

 

643: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 23:09:28.67 ID:L3VCkfXs0

ベッドで寝ていたと思っていたら急に優が話しかけてくる

ねぇ

ん?

俺君は向こうで幸せなの?

まぁまぁかな

そっか、おやすみ

うん、おやすみ

本当はただ毎日惰性の様に仕事に行って、嫌なこと忘れるのにバスケをして、そんな無気力な生活が到底幸せだとは言えなかった
でも優にはそんなこと言えなかった

 

650: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 23:19:49.94 ID:L3VCkfXs0

朝誰かの声で目が覚める

おねーちゃん!ご飯炊き忘れた!
え!?うそ!?信じられない!
おいお前ら俺これから仕事なのに白米食えないわけ?
そんなこと言うならお父さんが炊いてから寝ればいいじゃない!

朝っぱらから大騒ぎのようだ
やはり今日も俺は元の居場所に戻っていなかった

 

652: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 23:26:23.77 ID:L3VCkfXs0
今日は日曜日
いつもと変わらない日曜日・・と言いたいところだが
この家に居ること、お父さんと妹が元気なこと、そして優がいること
全てがアブノーマルだった
優の机の上には
昔俺がプレゼントしたのと同じ香水
オムニアクリスタリンが乗っていた
懐かしいなぁ、そう思い手にのせて眺めていると
優が
ご飯だからおりてこーいっ!
と下から叫ぶ声が聞こえた

 

655: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 23:43:07.80 ID:L3VCkfXs0

食卓に並んでいたのは
ウインナー、ハッシュポテトスクランブルエッグ、そしてパンだった
結局お父さんが近くのコンビニにパンを買いに行かされたらしい
ちなみにウインナーは昨日買ってきたもの
優「みてみてー!あたしが作ったのー!」
お父さん「全部焼いただけじゃ・・・」
優「うるさい」

優は家事オンチで
昔もそのことをよくお母さんにからかわれていた

 

661: ◆byPMO3oELk 2013/09/16(月) 23:55:00.18 ID:L3VCkfXs0

いっただきまーす
みんなで食卓を囲む
優の作ってくれた朝ごはん
どれもすごく美味しかった
俺「これ、美味しい!」
優「愛が詰まってますからな!」
妹「あたし吐き気が」
父「俺も吐き気が」
優「ちょっとあんたら!」
あはははは、と俺は笑いながら
昔優が弁当を初めて作ってくれたことのことを思いだした。
これ、美味しいよ!
愛が詰まってるからだわww
同じやり取りをしていたことを思い出す

妹「俺さんなんで泣いてんの?」
俺は笑いながら泣いてしまっているようだった

 

662: 名も無き被検体774号+ 2013/09/16(月) 23:58:47.66 ID:L2iQbXmi0
暖かいなぁ (´∀` *)

 

664: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 00:06:29.56 ID:Gwor+v7R0
とーちゃんいい人やな

 

705: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 07:21:35.81 ID:wLwkB9ws0
優はすかさず
「俺君お笑いの見すぎで笑うと涙が出てくる体質になっちゃったらしいよww」
妹ちゃんとお父さんは
「なんじゃそりゃww」
って笑ってくれてた
まったくいつからこんなに臨機応変なうそがつける子になったのだろうか
優に感謝した

 

707: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 08:03:09.09 ID:wLwkB9ws0
部屋に戻り優と話す
優「急にだったからびっくりしたわー」
俺「ごめん、つい」
優「ついっておいwwさっきから香水見てるね。懐かしいの?」
俺「おう、俺があげたやつ棺桶に入れちゃったからさ」
優「ふーん、なんかありがとう」
俺「お前にお礼言われてもなぁ」
優「私代表ということでさwwあの香水あげようか?」
俺「え、でも」
優「大丈夫だよwあれ俺君が買ってくれたやつとは違うやつだからww何年経ってると思ってんのww」
俺「じゃあ、記念にもらおうかな」
もらった所で向こうに持って行けるのかもわからないし
自分が帰れる保証もなかったが
何故か俺はその香水に興味をそそられていた

 

714: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 08:47:54.62 ID:+zQCuX3z0
今満喫着いたわ
じゃあ今日も頑張って話してくわ

 

716: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 09:02:49.17 ID:+zQCuX3z0
香水の入れ物はこちらの世界と何も変わらず
俺が一目ぼれした形の容器そのものだった
メビウスの帯のようなその形がとても綺麗だと思った
優「それ匂いかがずに買ってきたんだよね?www」
俺「今考えるとチャレンジャーだよな」
優「たまたま好きな匂いだったから良かったけどね・・・」
俺「こんないい容器に入ってるのに変な匂いのわけがない」
優「俺君て本当にわけのわからない根拠で動くよね・・・www」
俺「そんなことねぇよ」
優「そんなことありますからwww」

 

772: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 18:10:30.34 ID:wLwkB9ws0
俺「そういえばさぁ」
優「んー?」
俺「こっちの俺が初めて好きだってちゃんと言ったのどんなときなの?」
優「え///急に何なの?」
俺「いや、気になるじゃん」
優「どんなんだったかなあ・・・」
俺「脅迫してたのは聞いてたけどさ
優「脅迫じゃありませんー!」
俺「で、思い出した?」
優「んー、正直今は思い出せないかなぁ」
好き、という言葉が当たり前になってしまうということが
俺には少し寂しく感じられた

 

774: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 18:17:55.87 ID:wLwkB9ws0
俺が好きだという場面てどんな場面なんだろう、そんなことを考えていると
優「ねぇ、デート行こっ」
俺「デート?どこにだよ」
優「○○駅の近くの駅ビル!」
俺「なんでそんな高校のころでも行けるような場所なの?」
優「よく言うよね、バスケばっかりであたしの相手なんて大してしてなかったくせにさ、エーンエーンオレクンガイジメルー(あからさま過ぎる嘘泣き)」
俺「わかったから!あの時はすいませんでした!駅ビル行きましょ!」
こうして駅ビルデートに行くのである

 

776: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 18:25:21.38 ID:wLwkB9ws0

駅ビルに関して駅の反対側にあること以外は特段変化はなかった
ここにくると優は必ず最初にある店に行く
そう31アイスクリームだ
案の定優は俺の手を引いて31へずんずん進む
そんな優に俺は

ポッピングシャワー?ww

と声をかける
すると優は

まだまだ甘いねっww

と言いでこぴんをしてくる
店に着いた優が注文したものは
ポッピングシャワーのダブルだった

結局ポッピングシャワーじゃねえか・・・

 

787: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 18:38:57.26 ID:wLwkB9ws0
優は向かいの店を眺めつつアイスを口に運ぶ
その横顔を俺が見ていると
不思議そうな顔で んっ?とこちらを見てくる
俺が どうかした? と聞くと んーん、と言いまたアイスを口に運ぶ
向かいの店を見てみると
こちらの世界とは違う店が入っているようだ
何の店なんだろう?
看板を見て思い出した
ここは俺がプレゼントの香水を買った場所だ

 

791: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 18:48:35.20 ID:wLwkB9ws0
こっちではここにあるんだなー、とあまり動揺もしなくなってきた
アイスを食べ終えた優を連れて向かいの香水屋さんに足を踏み入れる
そこの店にはオムニアアメジストは置いてあるものの
オムニアクリスタリンは無いようだった
ここねー、しばらくクリスタリンおいてないんだよねー。だから通販で買うしかないんだぁ
と優が口を開く
6年という時間は、思い出が少しずつ減っていくには充分な期間だった

 

792: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 19:01:02.74 ID:wLwkB9ws0
俺は1度、煙草吸ってくるからといい優から離れた
優はご飯のあとでいい!とのことだった
優の煙草吸ってる姿を思い出して少しニヤニヤしてしまった
あまりにも似合ってなくて
・・・ん?
ここであることに気付く
ちょっと待て、どういうことだろう?
いやー、気のせいか、気のせいだろうな
この場では自分の考えを否定し優のもとへ戻ることに

 

794: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 19:09:19.55 ID:wLwkB9ws0

優の元へ戻ると小さな右手で携帯をいじっていた
おかえりっ、じゃあ行こう!
俺達はバイキングへ行くことに
席につき優の挙動をじっと見つめた
優はセルフで持ってきたコップを右側に置く
ちっぽけな疑問を優にぶつける
なあ、お前って左利き?
俺の知っている優は右利きだった
んーん、右利きだよっ、何で?

俺の心臓が早く打つのがわかった

 

795: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 19:10:15.25 ID:M9NzSue9P
お?

 

797: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 19:13:16.99 ID:tin+LvKt0
ま・・・優・・・

 

802: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 19:25:09.52 ID:es2MuR1m0
右利き・・・だと?!

 

809: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 19:42:53.28 ID:wLwkB9ws0

お前、右利きだったのか?
左利きじゃないのか?

左利きじゃないかと言われると何とも言えないかなぁ

どうして?

だって昔は左利きだったんだもん
でも運動とかしてると右の方がが成績よかったから、右手で生活するようになって、今は立派に右利きww

俺は激しく混乱した

 

810: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 19:55:52.24 ID:ydQ0L91ui
これは超展開

 

815: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 20:14:28.13 ID:vnXAIxIQ0
鳥肌立つ

 

816: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 20:14:44.58 ID:wLwkB9ws0

お前何かのきっかけで右利きになったんじゃないのか?

いや、本当に自然にじわじわとだよww

昔の記憶で曖昧な部分とかないか?

え・・・ないと思うけどどうして?

お前もしかして
こっちの優なんじゃないか?

 

818: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 20:16:39.41 ID:ydQ0L91ui

>>816

!!!!!!!!!!!

 

824: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 20:24:53.22 ID:wLwkB9ws0

は?何言ってるの?急にどうしたの?

最初に疑問を持ったのは車に乗せてくれた時なんだ
お前が車の運転をしてる時に
「左ハンドルって運転しにくい気がする」っていう言葉
あと煙草を右手で吸ってたこと
まあ煙草に関しては何とも言えなかったけどさ
そしてさっきの右利きという話 
一番気になったのは足だ
どうしてこっちのお前が優と同じ部分に傷跡があるんだよ?
いくら世界が違うからって勝手に傷跡が出来るなんて事があるのか?

 

825: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 20:28:27.52 ID:rtwwLIQT0
ふむふむ

 

840: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 20:49:25.45 ID:wLwkB9ws0

なぁ、お前優なんだろ?
そうだろ?今まで何かの理由があって嘘つかなきゃいけなかったんだろ?なあ!

そうだよ
私はあなたの世界の優だよ
ごめん嘘ついてて
本当は最初に気づいてたんだ
でも俺君があたしのこと愛してくれてるか確かめたかったんだ!
じゃあ、一緒にもどろうか

優は笑みを浮かべた
俺は嬉しさで泣きそうだった
が次の瞬間優は真顔で

そう言ってほしいの?
それが俺君の欲しい答えなの?
ねぇ、俺君。
あたしは、あたしなんだよ

俺は自分の言った言葉が優の一番嫌いな類いの言葉だと気付き血の気が失せた

 

846: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 21:00:25.38 ID:9AA9+QXl0
クライマックスの予感

 

855: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 21:05:32.74 ID:wLwkB9ws0

優は誰かに似てるなどと言われるのを物凄く嫌う
あたしはあたしだ、と
そんな優にあろうことか俺は優自身の存在を否定してしまった

ねえ、俺君
私から見たって俺君だって俺君じゃないんだよ?

冷ややかな視線、声

そんなつもりじゃなかったんだ
こう言おうとした俺だが言葉は出てこなかった

今まで見たことがないくらい
優の表情が辛そうで、悲しそうだったから

 

856: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 21:08:00.03 ID:wLwkB9ws0

あたし、帰るね

そう言うと優は席を立ち、振り返ることもなく背を向けて歩きだした

俺はただただ遠くなる優の背中を定まらぬ焦点で見つめるしかなかった

 

857: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 21:08:49.17 ID:j0V/xjEs0
せつない

 

861: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 21:15:53.88 ID:wLwkB9ws0
俺は歩いて家に向かった
空は少し雲があるが晴れていた
笑える、本当に笑える
せっかく会えたのに
あれほど望んだ再開だったのに
俺はまたあの時と同じ様に後悔している
何でこうなんだろうなぁ
あはははは、笑える
涙なんて出なくていいのに
どう我慢しても頬に落ちていく

 

864: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 21:24:03.83 ID:wLwkB9ws0
家に着いた
家には誰もいなかった
俺はこの世界の俺から借りていた服を脱ぎ
こちらに来てしまった時に着ていたバスケの服に着替えた
俺はバッグを漁る
あった、きれいだなぁ
でもこれは俺が持っているべきじゃない
机の上にオムニアクリスタリンをそっと置く
やっぱりここは俺のいていい場所じゃあなかったんだ
忘れ物はないかな?
大丈夫だな、よし
俺は車に乗り込み家を後にした

 

866: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 21:26:09.29 ID:wLwkB9ws0
俺が行ける場所なんて限られている
俺がいていいかもしれない場所なんて限られている
信号に苦戦しつつも俺は優の母校である中学校へ向かった

 

877: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 21:43:37.81 ID:wLwkB9ws0
中学校に着いたのは4:30頃だったと思う
日曜日で本当に良かった
敷地内には誰もいない
俺にとってはここだけが希望の持てる場所である
この3日様々なことがあった
色々ありすぎてすっかり疲れてしまった
・・・いや、この脱力感は俺の優に対しての情けなさから来ているんだろうな
そう自分のことを鼻で笑った

 

878: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 21:44:04.13 ID:DfyBaqzC0

おいついた

切ない(´;ω;`)

 

882: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 21:49:09.18 ID:vnXAIxIQ0
三日間の出来事だったのかww

 

884: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 21:53:06.26 ID:fg8Csqwji
涙出てるけど、ド、ドライアイになっただけだからね!

 

917: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 22:15:09.12 ID:wLwkB9ws0
もうこれで本当に優に会うこともないだろう
もし帰れなくても二度と会わないつもりだ
俺と優は一緒にいられないような運命にあるらしい
こっちの世界の二人は羨ましいなぁ
ああ、そうだ
もし帰れなかったら
自分で自分を終わりにしよう
そうしなければこっちの俺は出てこれないんだろうから
楽しかったなあ
すげー辛かった、悲しかった
でも思い返すと楽しかったことしか出てこねーや
あーあ、本当都合よくできた頭だな
あーあ、楽しかった・・・
そして俺は煙草に火をつける

 

924: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 22:21:55.87 ID:wLwkB9ws0
2口ぐらい吸っただろうか
煙草が肺に染み渡り気分が落ち着く
その時、校門から車が一台凄いスピードで入ってくる
敷地内では煙草を吸ってはいけないので
慌てて俺は火を消した
誰かが降りてくるようだ
面倒くさい・・・
どうせ学校の先生だろう
そちらを見ないようにしたが運転席の窓が叩かれる
舌打ちをしながら横をむく
そこにいたのはまぎれもなく優だった

 

926: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 22:22:52.15 ID:huTDN4mr0
3日間でもいいから、俺も大事だった人と会いたいな(´;ω;`)

 

929: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 22:28:22.36 ID:wLwkB9ws0

なんでここにいるんだ?
そう思い動揺する
優は運転席のドアを外から開けるとほとんど叫ぶようにこう聞いてきた
どっち!?どっちなの!?

ごめん、まだあっちの俺だよ

その瞬間、優は俺に抱きついた
今まで感じたことがないぐらい強く、強く

まだ帰ってなくて良かった!
さっきはごめんなさい!
俺君が辛いのはわかってたの!
でもあたし馬鹿だから、だから、だから・・・

俺が悪かったんだよ
そんなに泣くなよ
あーあ、もう会わないつもりだったのに
そんなに泣かれたら
帰るの辛くなっちまうよ

 

930: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 22:28:56.66 ID:ZH0EZXfN0
えんだあああああああああああああああああああああああああ

 

934: 名も無き被検体774号+ 2013/09/17(火) 22:31:02.90 ID:BWxPsrYRi
(つД`)ノ全俺が涙した

 

956: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 22:41:55.08 ID:wLwkB9ws0

あたしね、さっきはあんなこと言っちゃったけど
本当はそんなこと思ってない
俺君は俺君だけ
あなただけなの
まだ3日しか一緒にいないかもしれないけどさ
外見もこっちの俺君と一緒だけどさ
あたしは俺君が本当に好きだと思った
あなたのこと本当に大好きだと思った!
愛してる、愛してるよ
いなくなるのは寂しいよっ!

ダメだよ優
優にはこっちの世界の俺っていう大切な人がいる
さすがに俺は違う世界とは言っても俺のことは裏切れねえよ
でもな優
たった3日間だけど俺だって優のこと好きだ
大好きだ!愛してる!
これからだってずっと好きなんだと思うよ

やっと俺は初めて自発的に優に愛してると言えたんだ

 

968: ◆byPMO3oELk 2013/09/17(火) 22:47:31.52 ID:wLwkB9ws0
優と目が合う
距離が近づく
俺達二人は
ひぐらしの鳴き声の聞こえる車の中で長い長いキスをした
最期に見た優は冷たかった
でも目の前にいる優は温かかった
優は確かに存在している
そして俺も確かにここに存在していた
永い永い一時だった

 

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